2014年12月25日木曜日

全国大学ビブリオバトル2014~京都決戦~ 観戦記(後編)

さて京都観光、もといビブリオバトル全国決戦です。

決戦の地は京都大学。





100周年時計台記念館が晴れ舞台です。




受付をすませ、控室に向かいます。

うちわ?季節はずれですが、これは読みたくなった本に投票するための重要アイテム。



控室には他の出場者がやはり緊張の面持ちで待機しています。
「話しかけても大丈夫かな、友だちになってくれるかな~」と心配そうな牧野さんですが、
次の瞬間、明るく話しかけている彼女の声が聞こえます。

あっという間に友だち作っちゃった!これには驚きました。この行動力。大物の予感。


まずは準決勝から。
ワタシができることは何もありません。大学から来てくれた図書館のYさん、Kさんとともに見守るのみ。

準決勝は30人の出場者を6人ずつ5つのグループに分け、グループで1名の決勝進出者を選びます。

5分のプレゼンテーションに2分の質疑応答。
プレゼンや質問を聞いているだけで、本好きの血が騒ぎだします。すごーく楽しい。

牧野さんは5番目。パフォーマンスは今まで見た中で最高でした! いやあ、良かった。

投票は自分が読みたくなった本にうちわを掲げます。
身内や知り合いに投票が偏るかと思いきや、本好きは自分にウソをつけません。



なんとなんと、見事に決勝進出を勝ち取りました。これはすごい。


決勝は大ホールでおこなわれます。常大でいうと、たちばなホールよりも一回り小さいくらいでしょうか。


決勝の前にゲストによるトークライブ。
真鍋かをりさんが、あんなに顔が小さくて、スタイルがいい人だとは思わなかったっけ。
頭の回転の良さにすっかりファンになりました。


さていよいよ決勝。

決勝進出者は全部で5名。全員女子で1年生が1人、あとは2年生。
常連の大学が多い中、初出場にして決勝進出は快挙といっていいでしょう。



牧野さんのプレゼンテーションは2番目です。



ちょっと緊張してるかな?? 無理もありません。でも凛々しく、声も張れていました。
カッコ良かったですよ。
決勝はインターネット配信されていたので、友人や大学職員さんなど多くの人が見てくれていたようです。

会場も熱気を帯びてきて、投票のためのアイテムにすぎなかったうちわがないと暑すぎるほど。
優勝は1年生。牧野さんは惜しくも選外でした。でも全国で5位入賞。すばらしすぎる結果です。


 しかし楽しかったですね。
普段自分が目をとめないジャンルの本を知ることができるのもビブリオバトルの魅力ですが、
好きな本について熱く語り合う心地よさはしばらく忘れていたものでした。
年末年始は本を読もう~っと!

牧野さん、本当にお疲れさま。そして応援してくれた人たちもありがとうございました。
来年も全国大会、行きましょう!


(A.I)

2014年12月21日日曜日

全国大学ビブリオバトル2014~京都決戦~ 観戦記(前篇)

・・・突然ですが、最近本読んでますか?

本好きを自認するワタクシですが、最近はまとまった読書の時間を取れずにいます。
新聞や雑誌の書評欄にちょくちょく目を通し、何となく読んだ気になったりして。

そんなとき、こんなニュースが飛び込んできました。
「心理の学生がビブリオバトルの全国大会に出場する!!」

ん?ビブリオバトル?? 何だそりゃ?

恥ずかしながらワタクシ知りませんでしたが、簡単に言うと本の書評合戦だそう。
自分のオススメの本を紹介し、どれだけ相手を読みたくさせたかを競うもの。
本好きの人なら多かれ少なかれ、自分の好きな本を熱く語った経験はありますよね。

最近では老若男女問わずその大会が開かれているようですが、大学生の大会もあるのです。
先日、東海Cブロック予選がおこなわれたのですが、なんと教育カウンセリング専攻2年の
牧野希美さんが見事に優勝し、全国大会に出場するとのこと。
これは大変だ。特訓しなきゃ。

やると決めたら徹底的にやるのが常葉の心理の伝統です。
先生方にも指導を協力していただきましたが、やはり観客がいないと臨場感がないよね・・・と
いうことで授業の時間を利用して、学生の皆さんにもつきあってもらいました。

本番さながらに5分間のタイマーを使って





これは同級生の2年生たち。アウェイの雰囲気をつくるために、笑顔禁止です。
皆、無理に怖い顔をしています。


さらにアウェイ感をつくるために、4年生の授業でも。



ワタシだったらここまで強い気持ちで練習できないなーと秘かに牧野さんに感服したりして。


さて、全国大会当日。もちろんワタクシも行きます。指導教員ですから。
こんな面白そうなイベントに参加しないという選択肢はありません。

朝一番のバスに乗りました。わー、こんな明け方の景色みるのは久しぶり。



静岡駅で牧野さんと合流し、新幹線に乗ります。行先は京都。ビブリオバトル発祥の地です。

折からの寒波で、関ヶ原付近一面の雪景色。雪にいちいち驚き、しっかりと写真も撮るのは静岡県人のお約束。




少し時間があるということで、会場である京都大学近くの下鴨神社に参拝しました。
必勝とその他もろもろを祈願します。




お?干支別の守護社がありました。



うちの学園の教職員はワタシも含めて案外酉年が多いんです。
みんなー、代表して参拝しといたからねー。

何だかすごく観光気分。思わず本来の目的を忘れそうになりましたが、全国決戦だっけ。
時間も押してきたので、会場に向かいましょう。

本題について全く触れないまま、後編に続きます。

(A.I)

2014年12月14日日曜日

平成26年度 学内学会(心理教育部会)開催報告

12月にはいり、とにかく寒い日が続きますね。

昨日土曜日、学内学会が行われましたのでその模様を報告します。

本年度の学内学会は静岡県立静岡がんセンター腫瘍精神科部長の松本晃明先生にご講演いただきました。緊急支援や協力体制の構築方法など、日々の業務の参考になる話が聞ける場になりました。

今年も学科1、2年生の担当学生に進行や受付を担当してもらいました。









まずは学科長による挨拶と講師紹介から会が始まりました。



松本先生から、事例を交えてかなり具体的な支援の方法や考え方についてご紹介いただきました。学生も熱心にメモを取っていました。

学生からするどい質問が出てきて、有意義な質疑応答になりました。




平岡先生にまとめていただいて、話もうまくまとまりました。



最後は進行担当2年生からまとめのコメントがありました。いい感じのコメントでした、さすが2年生ですね。


 学生にとっては、実践的な様々な話が聞けて有意義な時間になったのではないかと思います。是非今後の各自の日常に活かしてもらいたいですね。
 当日はOBの方々にもご参加いただきました。

 松本先生、本当にありがとうございました。また、土曜にもかかわらずご参加いただいたOBの方々や先生方、学生の皆様、ありがとうございました。特に学内学会の業務を担当してくれた学生さん、ご苦労様でした。

(R.S)

2014年12月7日日曜日

2014年 卒業研究ゼミ合宿!

皆さま、ご無沙汰しております。なかなか投稿できずにすみません。
いつものことですが慌ただしい日々を送っています。
今年は特にいろいろな業務を仰せつかり、例年にも増してバタバタです。

その慌ただしさは当然学生指導にも影響してるわけで、気がつけばもうこんな時期。
4年生の卒業研究はどうなっているのかしら…?と我がゼミ生の進行状況を
改めて確認してみると、うーん…。

そもそもほとんどの子が完全な後半追い込み型。
というか、追い込まれないとやらないオールスターズ。
そんなとこまで指導教員に似なくていいのに。

ならば追い込みましょう、ということで今年も卒研ゼミ合宿を計画しました。

場所は昨年同様、御殿場高原ホテル時之栖さん。吉田ゼミと合同で16名の学生が参加しました。


今年はスローハウスヴィラに泊まることにしました。ピーターラビットハウスです。



これはワタクシが泊まった部屋。この歳でちょっと恥ずかしい気もしますが可愛い部屋でした。


中はこんな感じ。ベッドが4台に


ロフトがあって、


ここでも寝られるようになっています。


夜の飲み会が楽しみだ-。
だんだん趣旨が変わってきそうなところをグッとこらえてまずは本来の目的を。

Yゼミ長のご挨拶に始まり、



それぞれが思い思いのスタイルで作業を進めていきます。



ここで進められなかったら終わりかも、という程よい緊張感がいいですねー。


お?


今年のスペシャルゲスト。吉田ファミリーです。
アカデミックな雰囲気に微妙なアットホーム感が加わって何とも言えない空間に。
それはそれでアリです。

さて、集中した後はお楽しみの時間です。夕食はバイキング。



そしてこの時期の時之栖といえば何といってもイルミネーション。





昨年よりもいいとホテルの人も言っていただけあって、本当にキレイでした。

その後、懇親会へと続きます。ビンゴ、ゲーム…。準備や買出しをしてくれた皆さん、ありがとう。
楽しかったねー。個人的には17人でやった「ババ抜き」がツボでした。




楽しむところは楽しみながら、まだ明日もあるから、とさっと切り上げられるところはさすがです。
翌日も遅刻や気のゆるみもなく、スケジュールを完ぺきにこなしました。さすが私のゼミ。

最後はみんなで記念撮影。充実感が漂っています。いやあ、ホントに楽しかった。




おそらく参加者の中でゼミ合宿を一番楽しんでいるのはワタシだと思います。
こう見えても普段なかなか学生指導に十分な時間を割けないことを申し訳なく思っているんですよ。

ゼミ合宿は授業や会議、その他もろもろのことに邪魔されず、ゼミ生だけのために使える
時間ですから、そういう時間が持てることがとにかく嬉しいのです。

業務連絡ですが、3年ゼミ生、来年も行きます。もう予約しておきますね。

卒業研究提出までいよいよ残り1か月となりました。体調を崩さないように頑張りましょう!
(A.I)

12月:4年生頑張ってます

早くも12月です。急に冷え込んできました。

先日心理サークルの写真撮影があり、4年生と先生方が集合しました。みんないい顔してます。





4年生は卒研が追い込みに入っています。各自頑張っているようです。今日は日曜ですが、大学で頑張ってやっている学生もいます。もちろん家で頑張っているという学生もいることでしょう。





苦しい時期ですが、やり遂げた先にはより成長した自分が見えてくると思います。後悔のないようにやり遂げてもらいたいと思います。

(R.S)