2012年10月28日日曜日

Ota Lab. NEWS 20121028


10月最後の日曜日、みなさんいかがお過ごしですか?
とくに待ってないかと思いますが、オタラボニュースの時間です。

今日は、このブログを読んだ方から暖かい感想やコメントをいただきましたので、感謝の気持ちをこめて返信いたします。

まずは、静岡県にお住まいのAさん。
「ブログ読みましたぁ!!ところで、オタラボさんって結局は何をやってる先生なんですか?」

・・・いい質問ですね。
『えっと、大学で教えています。以上!』

というのも、ちょっとあれなんで今日の1枚目をご覧下さい。
某中学校の授業風景です。実はいろんな小・中・高等学校で飛び込みの授業をしています。(この日は別の先生がやっているのを野次馬する係・・・。)


2枚目は、カメラ数台を駆使して撮影した映像で授業研究してるところです。この日は特に導入部分に関しての議論が面白かったです。

来月は荒れてる中学校の運動部でグループワークをやってみます。興味のある方は是非コメント欄から。

そんなこともしていますよ、Aさぁん!


では、次の写真。
押し入れから発掘された大村本です。
「教えることの復権」以外は、大学時代に読んだ本達です。

前回のオタラボに「ねこままゆうゆ様」からコメいただきましたので探し出してきました。

何を隠そうこの私、これらの本に衝撃を受けて教員への道を考えちゃったりした過去を持っています。(・・・で、今こんな感じ。)

大村さんのような、ものすごい才能と情熱と敏感さを持ってしても、もどかしいほどやりたいことに手の届かない教室という仕組み。そして実はそんな自分に向けられている痛々しいほどの純粋な言葉たち。教師ってのはこんなにもまっすぐにストイックでなければいけないのか?

東京に出てきて(実は出てくる前から)汚れてしまった僕は、もう旅に出るしかないじゃないか・・・。

というわけで、時代を少しだけ先取りして「自分探しの旅@21世紀を展望した我が国の教育の在り方について(第一次答申)」に出かけて行ったのでした・・・。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/old_chukyo/old_chukyo_index/toushin/attach/1309590.htm

大村本、研究室で読むことができます。

それでは、また。

(Mas Ota)

2012年10月24日水曜日

「話し方スキルアップ講座(座学編)」

今回は4年生のFさんより投稿いただきました。
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去る10月18日、大学に講師の方を招き、4年生を対象に「話し方スキルアップ講座(座学編)」を
実施しました。
講師の方は初等教育課程心理専攻時代の卒業生であり、元々はアナウンサーを
なさっていた方です。
 

 


大学を卒業し社会に出ると、学生の今よりも大勢の人前で話す機会が増えるため、
ますます話し方スキルは必要になります。
その必要性を十分に理解しているためか、講師の方の話を聞く皆の姿勢は真剣でした。



講師の方の素晴らしい話し方から繰り広げられるお話は、
「呼が先・鼻から吸う・八分目」など、興味深い話でとても楽しかったです。




さて、明日はいよいよ先週の講座から学んだことを活かす実践編です。
明日も楽しんで、話し方スキルが向上するよう一緒に努力していきましょう。
(学生S.F)

2012年10月15日月曜日

父母教育懇談会が開かれました。

去る10月6日に大学で父母教育懇談会が開催されました。
始められて何年になるでしょうか、
開始当初は「大学でもこんなことをするのかと」と戸惑いましたが、
保護者の方の生の声は大変参考になり、今では貴重な機会となっています。

全体会の後、学科別の懇談会がおこなわれました。
 
参加者は40~50人くらいだったでしょうか。
教員紹介や学科の就職状況などの簡単な説明の後、
4年生による学生生活体験報告会です。

まずは教員採用試験に合格したMくん

次に一般企業への就職を決めたOさん


最後に公務員(警察)に合格したIさん


いずれも立派に発表してくれました、
自分が発表していないときは話している人を見る、これが心理の学生です。
 
発表後、保護者の方から自然に拍手が起こっていました。
内容も発表の仕方も素晴らしかったですよ。

最後に質疑応答を経て学科別懇談会は終了しました。
その後は指導教員との個別面談(希望者のみ)。
当たり前ですが、顔つきやしぐさなどが親子で似ているのが
とても微笑ましい感じです。

皆さん非常に熱心で、子どものことを想っているんだなあと
何だかうらやましく感じつつ、改めて襟を正しました。

お忙しい中参加された皆さん、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
(A.I)

2012年10月11日木曜日

Ota Lab. NEWS 20121011


みなさん、こんにちは。
10月1回目のオタラボニュースです。

後期の人間力セミナー、どんな本を読もうか夏休み中に悩んだのですが、
「学力と階層@苅谷剛彦」(朝日文庫)にしてみました。

他の候補は、「翔太と猫のインサイトの夏休み@永井均」(ちくま学芸文庫)
「人はなぜ学歴にこだわるのか。@小田嶋隆」(知恵の森文庫)の2冊。

永井本はもう少しいろいろと練れてから・・・、
小田嶋本はもう少しいろいろとすれてから・・・、
ってことでキッチリエビデンスも示されていて、
なるほど感のある苅谷本に決定。

レジュメ切りの2名を決めた後、いつものグループワーク。

課題1
180cm四方のブルーシートの上に全員乗っかって、ブルーシート以外の場所に触れずに、ブルーシートを裏返しましょう。(写真)

課題2
180cm四方のブルーシートの上に全員乗っかって、ブルーシート以外の場所に触れずに、ブルーシートをきれいにたたんでいきましょう。最低4つ折りにしてくださいね。

ってことで、今回もくんずほぐれつのオタラボでした。はい。

(Mas Ota)

2012年10月4日木曜日

卒業研究中間発表会

去る9月29日(土)に4年生の卒業研究中間発表会がおこなわれました。
学年の人数が約70名と多いため、4会場に分かれます。
ワタシの担当会場には、「教育・発達」系のテーマの発表が集められています。
テーマがバラエティに富み、研究方法も、調査、実験、事例、文献研究などなど多岐にわたっています。この多様性こそ「常葉の心理」の特徴でしょうか。

発表前の4年生の様子。意外とリラックス?

3年生も参加しています。頑張って質問しましょう。


発表会が始まりました。

パワーポイントを使用する人あり、話術で勝負する人あり。






中間発表会は発表7分、質疑応答7分という構成で質疑に比重を置いています。
4年生を中心に質疑が出るわ、出るわ。
 
 


結局ワタシは全く質問できませんでした。
鋭い質問に対してもひるまずに果敢に答えていきます。
聞いていて、なかなか楽しいやりとりが多かったですよ。

それらの質問をテキパキとさばいていくのは、3年生司会のこの2人。


きびきびとした素晴らしい司会ぶりでした。ご苦労さま。

4年生のパワーに圧倒されていた3年生も、徐々に質問し始めます。


18人が発表して無事に終了。
最後に教員が講評します。こちらは柳本先生。


4年生、お疲れさま。昨年よりも成長しましたね。ビックリしました。
ただ、これはあくまでも「中間」発表。ここからが本番です。
1月の提出目指して、気を抜かずに頑張って、最後にみんなで笑いましょう。
(A.I)