2012年6月26日火曜日

【番外編】ルーツを辿る旅?

このブログにこんな個人的なことを書いていいのかと逡巡しましたが、管理者からのお許しもいただきましたので失礼して。

この週末は、実家から招集がかかり磐田に戻りました。何かと聞くと「女子会をやる!」とのこと。かつて母親の実家が浜松にあったのですが、その跡地や周辺を見に行こうというもの。ついでに食事でもして女だけで楽しもうという計画です。カッコ良く言えば「ルーツを辿る旅」、手っ取り早く言えば昔が懐かしくなったようです。皆、年を取ったのでしょう。

参加メンバーは3世代にわたります。第1世代は母、母の妹、第2世代は姉、私、妹、妹(ワタクシ4姉妹です)、第3世代は姉の娘(10歳)、妹の娘(5歳)、の計8名。それに加え、「ボクは男だから女子会なんて絶対に行かない」と言っていたものの、やっぱり行きたくなっちゃった妹の息子(5歳)が特別参加で合計9名。

今日は車は使いません。歩いて駅に向かいます。



似ていることでは定評のあるこの3人。後ろ姿からだと誰が誰やら分かりません。







到着。実家はもうありませんが、あちこちに見覚えのある風景がまだ残っていて、歓声が上がります。母も叔母も嬉しそう。








ここには従兄弟たちと作った秘密基地がありました。




30年以上の時を超えて、次の世代が同じ風景の中にいることが何だか不思議です。
そろそろ自分のことだけではなく、次の世代に何を伝え、残していくのかを考えなくてはいけないですね。


実家が自営業をしていたため、特に忙しい冬休みの期間は2週間近くここに預けられていた小学校時代でした。祖父の宝物の屏風を破り、逃げなきゃと妹と家出したこと、ホームシックにかかって姉とともに祖母を困らせたことなど、懐かしい思い出話に花が咲きました。
祖父も祖母ももういませんが、確かに愛されていたんだなーと改めて感謝するとともに、「明日からも仕事頑張るか!」と素直に思えた小旅行となりました。

(A.I)

2 件のコメント:

  1. I先生、ステキな投稿をありがとうございます。
    卒業生Aです。

    「愛されていた/愛されている」という実感が
    感謝につながるのですよね・・・納得。

    無条件の愛情は、親よりもむしろ祖父母のほうが
    強いようにも思います。
    責任の問題もあるのかもしれませんが・・・

    そうした親族の愛情とは別に
    他人から認められ、褒められることの大切さと
    その褒め方の難しさを痛感しております。

    知識の切り売りではダメなんですよね。
    信頼関係というのか・・・

    まだまだ勉強が足りないなぁ (T_T)

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    1. ねこままゆうゆさま

      コメントありがとうございました。
      返信が遅くなって申し訳ありません。

      確かに褒めるのは難しいですね。
      「褒めること」は「評価すること」だと思うので、
      ただ体験しただけでそれを安易に褒めるのではなく、
      そのプロセスや手段、そして結果を含めて
      ちゃんとみていくことが必要だと考えています。

      他人から「ちゃんと褒めてもらう」体験って
      すごいことですよね。
      そして私も「あの人に褒めてもらって嬉しい」と
      思われる教員になりたいと日頃から思っています。

      甥や姪にはベタベタなおばバカですが、
      まあそれは役割ということで・・・。

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