2012年7月17日火曜日

Ota Lab. NEWS 20120717

道路の路肩が70mくらい崩落しています

みなさん、こんにちは。
今回のオタラボニュースは、9月の朝霧キャンプの下見の話しです。

昨年のキャンプ中の台風による大雨で、道路が崩落した場所があります。来月末には工事が終わる予定のはずなのですが、気になったので確認にいったら写真のような状態でした。ほんとに終わるのか?

もし、この場所が使えないとすると(私が担当している「野外活動論」は川の真ん中をジャブジャブ登って行くので大丈夫なのですが)ほとんどの人が実施するウォークラリーコースは、大幅な変更が必要となります。

荷物を背負ってここを登って行きます@野外活動論

ということで、念のため150人をキッチリさばける代替コースをつくっておくことにしました。

ウォークラリーは、コマ図を呼ばれる記号地図をもとに歩きます。150人を時間差でスタートさせたとしても、最初の段階で4コース、後半の枯れ沢へのアクセスで4コースくらいは作っておかないといけません。

かなりめんどくさい作業なんですが、こうした野外活動では、事前の準備にちゃんと時間をかけること、予想される危険についての対策を考えておくことが重要です。ウォークラリーの場合は、どんなに親切にコマ図をつくっても必ず迷子は出るので、迷子になった時にどうするかをちゃんと決めておくことが大事です。

コースのつくり方は、
1 地図上でよさそうなコースを設定する
2 実際に歩きながらコースを修正する
3 同時に分岐点や迷いやすい道の写真をとる
4 写真と地図みながらコマ図をつくる
5 実際につくったコマ図をみながら作成者以外に歩いてもらう
6 歩いた人の意見をきき修正するところは修正する
という手順になります。

こんな風に分岐の確認をしていきます

土日フルに使っても終わらなかったで、完成版はまた今度紹介します。

(Mas Ota)

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