2012年12月27日木曜日

仕事納めです!

早いもので今日は12月27日。大学も冬休みに入っています。
学生の姿も少なく、静かな学内ですが、
その中で熱気を帯びている部屋がココ!

そう、心理のデータ処理室です。
1月7日が卒業研究の提出日、17日が3年生の予備研究の提出日ということで
常に誰かがいて何かをやっています。

明日から年末年始でデータ処理室が使用できなくなるのでさらに必死です。
皆、真剣で、ワタシが部屋に入っても相手にしてくれません。

心理部屋もクリスマスツリーが出しっぱなし。
片付ける余裕もないようです。

ワタシも今日で一応仕事納めとなります。
研究の進み具合が気になる子はあの顔、この顔とあれこれいるけれど、
まあいいや。

17:00を過ぎると、みんな帰って行きました。頑張ってね~。

皆さんにとって、今年はどのような1年だったでしょうか?
ワタシは相変わらずバタバタと過ごした年でした。
特に今年度は学生と教員の数が増え、新たに特別支援の免許も取得可能になるという
大きな変化の年でした。
授業や学科のあれこれがスムーズに行くように、いろいろと考えた1年だったと思います。
先生方、学生たちのおかげで、何とか大過なく乗り切れました。ありがとうございました。

来年はどんな年になるでしょうか?

このブログももう少し更新頻度を上げて、心理教育学科の「旬」を
お伝えしていこうと思います。

それでは皆さま、良いお年を!!
(A.I)

2012年12月10日月曜日

Ota Lab. NEWS 20121210

みなさん、こんにちは。
冬休み前、ラストスパートで投稿数を増やす予定のオタラボニュースです。

昨日、心理専攻・心理教育学科第9回学内学会が開催されました。

「生きる力とナビゲーション能力」というテーマで、静岡大学の村越真教授をお招きして、講演いただきました。内容については、次回の『ななかい』で紹介できると思いますが、村越先生から宿題が出ていますので、忘れないうちにアップしておきます。

問題
「上の写真の赤い点は、この地図のどこの部分でしょう?」

見ている方向と地図はあわせてあるので、見えている景色は地図の下側から見ていることになります。(文字が逆さまなのは方角をあわせているからです。)

自分がどこに行きたいのか、どこを目標としてどのようにそこに到達するのかプランをたてること。そこに向かう中で自分の現在地がどこなのか常に確認すること。移動したらズレが生じるので常に修正を加えること。と、村越先生はおっしゃっていましたので、問題を正確に書き直すと・・・、

問題
 「みなさんはあの赤い点に行きたいのですが、地図上で、①自分はどこにいて、②赤い点はどこの部分でしょうか?」

ちなみに私、なんとか正解することができて、ほっとしています。

では、また週末に。

(Mas Ota)

2012年12月9日日曜日

卒業アルバム用の集合写真

 今年度4年生の卒業アルバム用にサークルの集合写真を撮影するということで、11月28日に心理サークルの集合写真の撮影が行われました。


 ななかいのブログに、なにゆえサークルの話題?みなさん忘れてませんよね、心理専攻の時代から、心理の学生は全員有無をいわさず強制的に「心理サークル」のメンバーだったことを。


 そんなわけで、心理サークルで集合写真を撮ると、必然的に4年生全員の集合写真になるわけで、サークルの集合写真ですから教員は顧問の先生(I先生)だけでも全く問題がない中、なんとなく心理の他の教員も集まって、結局のところ、毎年このサークルの写真は、心理教育学科の集合写真になるのでした。


 熱心にアングル・姿勢指導をする写真やさん。いつもお世話になってます。


 はたしてどんな写真が撮れたのか...は、卒業アルバムを見てのお楽しみ。でも、教員は卒業アルバムってもらえないんですよね。

(T.Y.)

2012年12月6日木曜日

求人情報

常葉学園大学では、以下のような方を探しています。
卒業生等で関心のある方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡を下さい。


1.職種      学生相談カウンセラー

2.勤務地     常葉学園大学カウンセリングルーム

3.勤務時間       週2日程度で、9時~17時 (応相談)
          

4.業務      ①本学に在籍する学生に対するカウンセリング
           ②授業の担当(可能であれば)(応相談)

5.勤務開始時期  平成25年4月

6.応募資格   臨床心理士の有資格者であることが望ましい・学生相談の経験がある(応相談)



その他、詳細については、下記の連絡先までお問い合わせ頂ければと思います。

(連絡先)
 常葉学園大学心理教育学科
 徳永まで
  研究室電話054(261)1397
  メール m-yumiko@tokoha-u.ac.jp


           

2012年12月4日火曜日

Ota Lab. NEWS 20121204


みなさん、ごぶさたです。
師走、第1回目のオタラボニュースです。
先月さぼってしまったので、今月はハイペースでお届けするぞ!、という心構えでいきたいと思います。

先日、大学の隣にある中学校にグループアプローチの授業に行ってきました。1コマは、3年○組で「他己紹介」のエクササイズ。もう1コマは、学年全体で「好きなモノ・嫌いなモノ紹介」のエクササイズ。

この日も私は見学担当。(自分がやってるところは写真に撮れないので・・・、すんません。)

今年は、県内いろんな小中学校で(基本飛び込みで)違う先生が同じネタ(教材)で授業をやるのを追いかけています。授業者による違いも大変面白いのですが、私が興味あるのは授業者によって揺れない部分。「そこ」が教材の本質なんだと思うのですが、言われていることとはちょっと違ったりしていて・・・。

そういう要素を集めていくと、既存のエクササイズ本とは違った(面白い)ものができあがるかな、と期待しているわけです。はい。

では、また週末に!

2012年12月1日土曜日

公開授業日でした。

アップするのがだいぶ遅くなってしまってすみません。
11月14日は大学の公開授業日でした。

数年前からおこなわれているのですが、
この日はいくつかの授業が公開され、それ以外は休講です。
授業者以外の教員は希望する授業を参観します。

心理教育学科の授業者は柳本雄次先生。
1年次の「特別支援教育総論」を公開していただきます。


不肖ワタクシ、大学時代に柳本先生の授業を履修したことがあります。
ダメ学生だった当時のことを懐かしく思い出しながら参加しました。

授業が終わると、そのまま分科会。授業についての感想や質疑を交わします。

司会は吉田先生。総括は西尾学科長です。

授業の内容だけではなく、科目の位置づけやその教育的効果などに至るまでの
意見がさまざま出て、非常に参考になりました。


一昔前とは違い、大学での授業研究も盛んなこの頃です。
人の授業を見ることは刺激的ですし、自分を振り返るいい機会になります。
より良い授業を目指して、大学の教員も努力していかなければいけません!
(A.I)

2012年11月15日木曜日

大学祭でした!

先週の土日に恒例の大学祭オレンジフェスティバルが開催されました。

我が心理サークルの企画はもちろん、これ!

心理専攻の時代に始まり、心理教育学科になっても、
そして1年生が90人になろうとも執念で続けています。
もはやワタクシの中では、絶やしてはいけない「伝統芸能」の域に。

気合いの入れ方は並大抵ではありません。
10月には火曜日の基礎実験の時間をつぶして、いやお借りして、
1年生にタロットの講習会をおこないました。
 
教えるのは2年生。タロットの幹事学年です。

 女子も

男子も
 
みんなかなり真剣です。 
 
遊びみたいですが、相手とのやりとりが実はいいカウンセリングの体験になっているのです。
 
そして前日の11月8日。3418教室で会場の設営をしました。
机を利用して、全部で10個のブースを作ります。
2年生のお手本を見ながら、


みんなで協力します。

・・・この後、できあがった会場を撮影するつもりでしたが、
バタバタして、結局撮り忘れました。すみません。

ただ、今年も大成功でした!

リーダーを中心とした2年生の皆さん、そして1年生の皆さん、お疲れさまでした。
これでまた来年へと心理の伝統をつなげることができました。
本当にありがとう。

そして卒業生の皆さんもたくさん来場してくれました。
会えなかった人も、会えたけどほんの一瞬しか言葉を交わせなかった人もいましたが、
教員としては顔を見られるだけで嬉しいものです。

また来年もタロットやります。ぜひ来てくださいね。

おまけ。3年男子はおでんの有志店を出しました。
これがお世辞抜きで美味しくて、ビックリ。
また作ってください。

(A.I)


2012年11月4日日曜日

「話し方スキルアップ講座(実践編)」

今回も4年生のFさんより投稿いただきました。
********************************************************************************
去る10月25日、先週に引き続き大学に講師の方を招いて「話し方スキルアップ講座(実践編)」を
実施しました。

先週の座学編でのお話を基に、各自2分間、自己PRする内容を考えてきてスピーチしました。
スピーチする前は皆緊張している様子でしたが、本番では堂々と話すことができていました。

 
各々、スピーチ後は友人1名からの批評、講師の方からは講評をいただきました。
話すスピードや声のトーンなど的確な批評・講評をもらうことができ、
自身の話し方をふり返る良い機会となりました。

全員のスピーチと批評・講評が終わった後は、講師の方が総括(説明や質問の受付)を
してくださいました。声のメリハリや緊張に関すること、原稿の書き方のコツなど
さまざまなことを教えていただき、非常に勉強になりました。
2週にわたった「話し方スキルアップ講座」を通して、話し方やふるまいを
もっと意識しようと思いました。


講座から学んだ経験をこれからの生活の中で活かしていきたいと思います。
講師の方や一緒に講座を受けてくださった皆さん、心理の先生方、
ありがとうございました。

(学生S.F)

2012年10月28日日曜日

Ota Lab. NEWS 20121028


10月最後の日曜日、みなさんいかがお過ごしですか?
とくに待ってないかと思いますが、オタラボニュースの時間です。

今日は、このブログを読んだ方から暖かい感想やコメントをいただきましたので、感謝の気持ちをこめて返信いたします。

まずは、静岡県にお住まいのAさん。
「ブログ読みましたぁ!!ところで、オタラボさんって結局は何をやってる先生なんですか?」

・・・いい質問ですね。
『えっと、大学で教えています。以上!』

というのも、ちょっとあれなんで今日の1枚目をご覧下さい。
某中学校の授業風景です。実はいろんな小・中・高等学校で飛び込みの授業をしています。(この日は別の先生がやっているのを野次馬する係・・・。)


2枚目は、カメラ数台を駆使して撮影した映像で授業研究してるところです。この日は特に導入部分に関しての議論が面白かったです。

来月は荒れてる中学校の運動部でグループワークをやってみます。興味のある方は是非コメント欄から。

そんなこともしていますよ、Aさぁん!


では、次の写真。
押し入れから発掘された大村本です。
「教えることの復権」以外は、大学時代に読んだ本達です。

前回のオタラボに「ねこままゆうゆ様」からコメいただきましたので探し出してきました。

何を隠そうこの私、これらの本に衝撃を受けて教員への道を考えちゃったりした過去を持っています。(・・・で、今こんな感じ。)

大村さんのような、ものすごい才能と情熱と敏感さを持ってしても、もどかしいほどやりたいことに手の届かない教室という仕組み。そして実はそんな自分に向けられている痛々しいほどの純粋な言葉たち。教師ってのはこんなにもまっすぐにストイックでなければいけないのか?

東京に出てきて(実は出てくる前から)汚れてしまった僕は、もう旅に出るしかないじゃないか・・・。

というわけで、時代を少しだけ先取りして「自分探しの旅@21世紀を展望した我が国の教育の在り方について(第一次答申)」に出かけて行ったのでした・・・。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/old_chukyo/old_chukyo_index/toushin/attach/1309590.htm

大村本、研究室で読むことができます。

それでは、また。

(Mas Ota)

2012年10月24日水曜日

「話し方スキルアップ講座(座学編)」

今回は4年生のFさんより投稿いただきました。
**********************************************************************************
去る10月18日、大学に講師の方を招き、4年生を対象に「話し方スキルアップ講座(座学編)」を
実施しました。
講師の方は初等教育課程心理専攻時代の卒業生であり、元々はアナウンサーを
なさっていた方です。
 

 


大学を卒業し社会に出ると、学生の今よりも大勢の人前で話す機会が増えるため、
ますます話し方スキルは必要になります。
その必要性を十分に理解しているためか、講師の方の話を聞く皆の姿勢は真剣でした。



講師の方の素晴らしい話し方から繰り広げられるお話は、
「呼が先・鼻から吸う・八分目」など、興味深い話でとても楽しかったです。




さて、明日はいよいよ先週の講座から学んだことを活かす実践編です。
明日も楽しんで、話し方スキルが向上するよう一緒に努力していきましょう。
(学生S.F)

2012年10月15日月曜日

父母教育懇談会が開かれました。

去る10月6日に大学で父母教育懇談会が開催されました。
始められて何年になるでしょうか、
開始当初は「大学でもこんなことをするのかと」と戸惑いましたが、
保護者の方の生の声は大変参考になり、今では貴重な機会となっています。

全体会の後、学科別の懇談会がおこなわれました。
 
参加者は40~50人くらいだったでしょうか。
教員紹介や学科の就職状況などの簡単な説明の後、
4年生による学生生活体験報告会です。

まずは教員採用試験に合格したMくん

次に一般企業への就職を決めたOさん


最後に公務員(警察)に合格したIさん


いずれも立派に発表してくれました、
自分が発表していないときは話している人を見る、これが心理の学生です。
 
発表後、保護者の方から自然に拍手が起こっていました。
内容も発表の仕方も素晴らしかったですよ。

最後に質疑応答を経て学科別懇談会は終了しました。
その後は指導教員との個別面談(希望者のみ)。
当たり前ですが、顔つきやしぐさなどが親子で似ているのが
とても微笑ましい感じです。

皆さん非常に熱心で、子どものことを想っているんだなあと
何だかうらやましく感じつつ、改めて襟を正しました。

お忙しい中参加された皆さん、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
(A.I)

2012年10月11日木曜日

Ota Lab. NEWS 20121011


みなさん、こんにちは。
10月1回目のオタラボニュースです。

後期の人間力セミナー、どんな本を読もうか夏休み中に悩んだのですが、
「学力と階層@苅谷剛彦」(朝日文庫)にしてみました。

他の候補は、「翔太と猫のインサイトの夏休み@永井均」(ちくま学芸文庫)
「人はなぜ学歴にこだわるのか。@小田嶋隆」(知恵の森文庫)の2冊。

永井本はもう少しいろいろと練れてから・・・、
小田嶋本はもう少しいろいろとすれてから・・・、
ってことでキッチリエビデンスも示されていて、
なるほど感のある苅谷本に決定。

レジュメ切りの2名を決めた後、いつものグループワーク。

課題1
180cm四方のブルーシートの上に全員乗っかって、ブルーシート以外の場所に触れずに、ブルーシートを裏返しましょう。(写真)

課題2
180cm四方のブルーシートの上に全員乗っかって、ブルーシート以外の場所に触れずに、ブルーシートをきれいにたたんでいきましょう。最低4つ折りにしてくださいね。

ってことで、今回もくんずほぐれつのオタラボでした。はい。

(Mas Ota)

2012年10月4日木曜日

卒業研究中間発表会

去る9月29日(土)に4年生の卒業研究中間発表会がおこなわれました。
学年の人数が約70名と多いため、4会場に分かれます。
ワタシの担当会場には、「教育・発達」系のテーマの発表が集められています。
テーマがバラエティに富み、研究方法も、調査、実験、事例、文献研究などなど多岐にわたっています。この多様性こそ「常葉の心理」の特徴でしょうか。

発表前の4年生の様子。意外とリラックス?

3年生も参加しています。頑張って質問しましょう。


発表会が始まりました。

パワーポイントを使用する人あり、話術で勝負する人あり。






中間発表会は発表7分、質疑応答7分という構成で質疑に比重を置いています。
4年生を中心に質疑が出るわ、出るわ。
 
 


結局ワタシは全く質問できませんでした。
鋭い質問に対してもひるまずに果敢に答えていきます。
聞いていて、なかなか楽しいやりとりが多かったですよ。

それらの質問をテキパキとさばいていくのは、3年生司会のこの2人。


きびきびとした素晴らしい司会ぶりでした。ご苦労さま。

4年生のパワーに圧倒されていた3年生も、徐々に質問し始めます。


18人が発表して無事に終了。
最後に教員が講評します。こちらは柳本先生。


4年生、お疲れさま。昨年よりも成長しましたね。ビックリしました。
ただ、これはあくまでも「中間」発表。ここからが本番です。
1月の提出目指して、気を抜かずに頑張って、最後にみんなで笑いましょう。
(A.I)