2014年9月1日月曜日

教職員研修会がありました。

夏休みといっても大学の教員は決して遊んでいるわけではありません。
本学の教職員にとって夏の大きなイベントがこれ!



学園系列校の全教職員が集合して研修会をおこないます。
あ、話をしているのは我らが学長先生です。

長らく勤務していると、自然に付き合いは増えるもので
普段会えない懐かしい顔に会えるのがこの研修会の楽しみです。
廊下を歩けば誰かに出会い、なかなか目的地にたどり着けません。
結局、お昼ご飯も呼び止められるままに、短大や浜松キャンパスの職員さんたちと
学食で食べました。


この研修会、ワタクシが赴任した20年近く前は夏休みに入った直後の開催だったので、
会場全体が何ともいえない解放感と高揚感に包まれていましたが、、
今は8月末の開催ですので、夏の終わりを惜しむ何ともいえない焦燥感と現実否認感を感じます。

昔話ついでに思い返してみれば…
以前の研修はピンクレディのミーちゃんが来て、
「UFO」の振り付けを教えてくれたり(知らない人はお母さんに教えてもらってください)、
富士山の樹海ウォーキングに行ったりと、それはのんびりしたものでした。

ちょうど教員採用試験の一次合格発表日とも重なっていたので、
速報を聞いて会場のみんなで拍手したりと、アットホームな雰囲気でしたね。

それが学園の規模も大きくなり、学校教育に寄せられる期待もさらに大きくなったためか、
研修も社会の(文部科学省の?)ニーズに直結した課題をリジッドにおこなうようになりました。
まあ、つべこべ言わずに時代の流れに沿って泳いでいくのが現代のスタイルなのでしょう。

そんな愚痴はそのくらいにしておいて、今回の研修会は瀬名キャンパスが担当でしたので、
学科単位での研修をメインにお伝えします。


午前中は各学科が分科会を主催しました。
心理は、発達障害児への支援をテーマに「NPOばく」の今泉依子先生をお招きしての研修です。





事例を交えながら、
発達障害をめぐる支援の変遷や当事者の成長という縦の時間軸と
その子を取り巻くそれぞれの立場からという横軸の両側面からお話しいただいたと思います。

午後は各学科のカリキュラム改善についての研修です。



簡単に言ってしまえば、学科の授業をもっと教育的で有益なものにしようという話です。
最近の大学は、けっこうカリキュラム・授業研究をしているんですよ。

司会は杉本学科長。



まずは学科の教育コーディネーターを務める佐瀬先生から。
 


今回も全てご準備いただき、ホントにありがとうございました。助かりました。
あ、ちなみにワタクシも教育コーディネーターです。

この後、ワタクシも改善策についての提案をし、質疑応答などを経て


最後の講評は平岡先生。



最近の大学はものすごいスピードで変化しています。
それら全てを肯定するわけではないのですが、進化への努力と勇気は必要だと思います。

心理教育学科の先生方は個性豊かですが、全ては学生のためという姿勢は共通しています。
それはとてもありがたいことですね。
心理がうまくいっている理由がここにあるのかもしれません。
時代や社会の変化にも対応でき、それでいて揺るがない強い学科でありたいなあと
思っています。
(A.I)

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