2013年7月27日土曜日

教員採用試験面接練習(集団面接編)

 教員採用試験一次試験が終わりました。結果待ちの落ち着かない時期ですね。

 以前ご紹介したように、心理教育学科では毎年、4年生の教採受験希望者に対して、5月頃から数名の教員がローテーションで面接練習を繰り返し行っています。個人面接はもちろんですが、都道府県によっては一次試験から集団面接があるので、集団の練習をすることもあります。今回はその集団面接の練習の様子をお伝えします。

3号館4階にある面接室が練習会場です。まずは入室するところから。一列に並んで入室です。

1人ずつ入室します。練習とはいえ、やはり緊迫感がありますね。

全員着席したら面接開始です。

今回はせっかくだからということで、教員4名が面接官をしています(1人は写真撮影係も兼ねてるので写ってませんが)。様々な角度から、いろんな質問が飛んできます。「思いついた人から挙手でお答え下さい」なんていうのもあるので積極性が大切です。さすが4年生、手の挙げ方がきちんとしています。いろいろなやりとりを聞いていて、これはいい練習になるなと改めて思いました。


終わった後は、もちろん丁寧に振り返ります。いろいろなことをコメントしあって、どうしたらよりよくなるか考えていきます。

個人面接もですが、面接練習は本当にいい勉強になりますね。参加した4年生にとっては自分と向き合う、自分について人に的確にわかりやすく表現するいい機会です。このような機会を通じて、さらに成長していってもらえたらうれしく思います。

(R.S.)

2013年7月18日木曜日

基礎実験 @日本平動物園

7月も中旬に入り、いよいよ夏本番。
そんな猛暑の中、7月9日(火)に1年生の1部のメンバーとともに日本平動物園へ行ってきました。

もちろん、遊びで行ったわけではありません。
1年生の必修科目「心理学基礎実験Ⅰ」「心理学研究法Ⅰ」、通称「基礎実験」の一環で行ってきました。

この日は、観察法を習得するため、動物を被験体に実習を行いました。

実習は、1グループ5、6人のメンバーに分かれ、観察させてもらう動物や動物園に来ている他のお客様に迷惑のかからないように以下の作業を行いました。

【作業その1 予備観察】
各グループは、観察したい動物を決めます。その後、その動物を10分ほど予備観察をして動物の行動特徴を把握します。

この日の被験体は・・・

●ホッキョクグマ(http://www.nhdzoo.jp/animals/naka.php?animal_uid=110)

●チンパンジー(http://www.nhdzoo.jp/animals/naka.php?animal_uid=67)

●シシオザル(http://www.nhdzoo.jp/animals/naka.php?animal_uid=45)


【作業その2 カテゴリーの決定】
予備観察の記録を参考に、各グループで動物の行動形態を確認しあい、カテゴリー化します。


【作業その3 本観察】
作業その2で決定したカテゴリーをもとに、チェックリスト法を用いて本観察を行います。


観察実習を行った日は、日差しが強く、動物も夏バテしているのではないかと思ったのですが、以外にも元気に過ごしていました。

みんな真剣な様子で動物の行動を観察していました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
お昼ごろには、ほとんどのグループが観察を終えていました。
暑さのせいでしょうか?
男性陣は休憩時間になるや否やアイスやかき氷、ソフトクリームをおいしそうに食べていました。
 
 
幸せそうですね。
 
 
観察が終わったグループから、自由行動!
そんな自由行動の中、観察した内容をチェックしているグループを発見!!
 
熱心ですね~。


「暑かった~」「かわいかった~」「ソフトクリーム溶けるの早かった~」など様々な感想を抱いたであろう楽しい動物の観察実習の後に待っているものは・・・

レポート課題!!

頑張りましょう♪


( T. I. )
 

2013年7月16日火曜日

Ota Lab. NEWS 20130716


みなさん、ごぶさたしています。オタラボニュースです。

先日バスの中でiPod touchでゲームをしていたら、斜め後ろの席に座っている老人に「バスの中で携帯電話を使うな!」と杖で叩かれました。

ペコリとした後、そういえば、昔のアニメやドラマではおじいさんが杖を持って子どもを追い回したり、バシバシ叩くみたいなシーンがよくあったけど最近はみないな・・・と、ぼんやりしてたら、もう一回「何度言えばわかるんだ!」とさらに強く叩かれました。

そんな暑くてイライラしがちな7月ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

オタラボでは、今年度も例の課題解決ゲームに取り組んでいます。
今年は「仕切る人」「仕切られる人」「喋る人」のバランスが絶妙で、なんとなくな感じですすんでいくので、昨年より悶々とする課題を提供する予定でいます。

例えば、80センチくらいの長い箸を使って相手に煮豆を食べさせようとか。
森の中をみんなで音を立てずに歩くとか。

面白そうなイライラ課題を知ってる人はぜひ教えてください。

(MasOta)

2013年7月6日土曜日

教員採用試験面接練習

 早くも7月となり、教員採用試験一次試験まで1ヶ月を切りました(静岡県、静岡市、浜松市など)。教員採用試験では筆記試験はもちろんのことですが、面接試験も重要となってきます。

 心理教育学科では毎年、4年生の教採受験希望者に対して、5月頃から数名の教員がローテーションで面接練習を繰り返し行っています。今回はその様子をお伝えします。

3号館4階にある面接室が練習会場です。まずは入室するところから。

入室後、一礼して


部屋の中に入り、面接官に「よろしくお願いします」


着席後、面接開始です。



志望理由に始まり、教科指導や生徒指導についてなど多岐にわたる質問のやりとりが行われます。我々教員側も本番を見据えて、厳し目の?!面接を心がけて、難しい質問をぶつけます。


実際に面接をすることもですが、他人の面接風景を見ることも、いい勉強になります。そこで、隣の機械操作室からはその様子を観察して学びます。最後に、その日の参加者全員で振り返りを行います。


面接練習開始当初と比べると、みんなメキメキ力をつけてきていて上達している様子がうかがえます。あと一踏ん張り。体調に気をつけながら頑張っていきましょう。

(R.S.)

2013年7月3日水曜日

2013年度 心理教育学科教員のご紹介

平成25年度も、はや3カ月が過ぎました。去年も似たようなことを言っていたような気がしますが、今年度の心理教育学科の教員をご紹介します。

今年度は各教員の名前だけではなく、ちょっとだけ先生方にご協力いただきました。それぞれ
(1)専門領域
(2)主な担当科目
(3)座右の銘
です。

まずは、今年度心理教育学科長になりました、杉本好行先生です。教育カウンセリング専攻の専攻主任も兼ねています。


(1)臨床心理学
(2)臨床心理学演習、教育相談 など
(3)人生山あり谷あり

次に、心理発達専攻の専攻主任を引き続きご担当される、大平典明先生です。


(1)知覚心理学・臨床心理学
(2)性格心理学、相談心理学、児童理解方法開発論 など
(3)今を精一杯に

次に、今年度赴任された先生のご紹介。教育カウンセリング専攻の佐瀬竜一先生です。佐瀬先生は、心理教育学科の前身である初等教育課程心理専攻の出身(4期生)です。


(1)臨床心理学・健康心理学
(2)臨床心理学、心理教育データ解析入門 など
(3)正しいことや当たり前のことをやりつづけることは難しい

ここからは、専攻ごとに先生方をご紹介します。まずは教育カウンセリング専攻から、橋田憲司先生です。


(1)特別支援教育
(2)特別支援教育、知的障害児教育
(3)どんなときも人生には意味がある(フランクル)

同じく教育カウンセリング専攻の柳本雄次先生です。


(1)障害児教育(歴史・制度)、障害者福祉
(2)特別支援教育総論、肢体不自由教育、生涯心理学演習
(3)Alles für Andere, für sich Nichts.(ペスタロッチより)

同じく教育カウンセリング専攻の伊東明子先生です。


(1)臨床心理学
(2)心理学、心理学概論、学校臨床心理学、教育相談
(3)有言実行、成せば成る

教育カウンセリング専攻最後は私、吉田哲也です。


(1)学習心理学(記憶)
(2)教育心理学、学習心理学、認知心理学
(3)初志貫徹

ここからは心理発達専攻の先生方のご紹介。最初に、太田正義先生です。


(1)体験活動、問題行動
(2)教育心理学、生涯心理学
(3)なんとかなる。

同じく心理発達専攻の百瀬容美子先生です。


(1)臨床心理学、スポーツ心理学
(2)発達臨床心理学、青年心理学
(3)継続は力なり

同じく心理発達専攻の後藤隆章先生です。


(1)特別支援教育(LD児の読み書き学習支援、アセスメントに基づく発達支援)
(2)データ解析演習、LD児等教育総論(平成26年度開講予定)
(3)実るほど頭を垂れる稲穂かな

心理発達専攻最後は、今岡多恵先生です。


(1)発達心理学
(2)発達心理学、乳幼児心理学
(3)一日一善

以上、総勢11名の教員で学科を運営しています。多士済々、思いつきで無理言って答えていただいた座右の銘も様々(先生方ありがとうございました)。多様なメンバーで今年度もがんばります。よろしくお願いします。

(T.Y.)

2013年6月16日日曜日

今年もまたまた出没。

 Sです。少しずつですが、新しい環境に慣れ始めてきています。学生の頑張っている様子を見ていると、こちらも気持ちが引き締まりますね。

さて、自分の担当している授業で、またあの軍団「グリーン・ボーイズ」が出現したので報告します。2012年7月のこのブログにも書いてありましたが、毎年前触れもなく授業に出没する、なぜか緑色の服を着た男子たちが「グリーン・ボーイズ」です。



 受講者の服装が全員緑です・・・。


 気がつけば、教員の服装まで緑?!  ちなみに、この写真は横で笑いをこらえている女子学生に撮影してもらってます。この写真、作り込んでる感じがそのまま出てますね…。


 こんな感じですが、やることはちゃんとやってますよ。事例研究法について学ぶ授業の一環で、先行研究の論文を参考に青年の心理的自立について構造化面接を行っている様子です。緑の服を着たまま、真剣に取り組んでいるところがなんとも…。
 この授業では面接内容について逐語録を作成した後にKJ法などで整理して、整理した結果を基に考察して論文化していきます。少人数の授業ということもあってじっくり取り組んでいます。この演習は事例研究法の勉強になるばかりでなく、インタビューやKJ法でまとめる時に行うディスカッションがいいコミュニケーションの訓練になります。

 まじめにやるときはまじめにやる、ふざける時はふざける、そんなメリハリがある常葉心理の雰囲気を感じていただければ嬉しく思います。

(R.S)


2013年5月29日水曜日

前学科長 西尾先生ロングインタビュー(12)最終回:エピローグ

長らく続けておりました、前学科長西尾先生ロングインタビュー。前回・前々回のメッセージで締めておいた方がかっこいい気がするのですが、もともとこのロングインタビュー、茶飲み話のようなとりとめのない話でしたから、最後は初心に戻ってゆるゆるとした雰囲気で締めていこうとおもいます。ではエピローグをどうぞ。

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伊東 いいんですよ。学科長が怖い顔してたらねえ、困っちゃうもん。
西尾 そう?
伊東 だいたい上にいてくださる方は、笑顔でムードを作ってくれないと。
西尾 だけど私はね、立場上はやっぱり怖いほうがいいんじゃないかなって思ったりもしないわけではないけど。まあやっぱりそのへんは、そうね、無理に作るわけでもないと思って。
伊東 学校だってそうじゃないですか、校長先生が怖い学校って職員室は静かですよ。
西尾 ふうん
伊東 ものすごいしーんとして。
西尾 あ、そう。
伊東 校長先生が朗らかだと、もう学校の中すんごい明るくなりますもん。
西尾 ふうん
伊東 だから、上はね、先生だめなんですよ、苦虫かみつぶしてちゃ。
西尾 そのかわり、ぴっ、とした雰囲気になるじゃないですか、教育的に、なんて(笑)学科長が授業中にコーヒー飲んだり、お茶(飲んだり)なんて(して)、学生とゲラゲラ笑ってる、なんて言うんじゃ(笑)、示しがつかん、なんて(笑)
伊東 いやいや。学科長はそれくらいじゃないとねえ。それで、下が厳しくして、
吉田 それでバランスをとる、と。
伊東 そうです。
西尾 あ、そうだ、さっきの人間力(セミナー)なんだけどね、なんか事前に(学生の)一人がね、ちょうど誕生日だから誕生パーティーやらしてください、なんて(言われて)ね(笑)まあさすがに・・・なもんで、「そこ鍵しとこうよ」って(笑)
伊東・吉田 ははは
西尾 そしたらなに、誰(だった)かな、伊東先生のとこでもやってたよ、なんて、誰か言ったような気がしたけどね、ああ、まあ、それならいいけど、と思ってね。
吉田 ふふふ
西尾 (伊東先生のところではやっていなくて、自分のところでやったら)伊東先生怖いから、怒られるから、って(笑)ははは
吉田 はっはっは
西尾 そう、つい言いたくなるけど、言わないよ(笑)
伊東 言ってますって(笑)
吉田 (笑)
伊東 何回(そういう話を)聞いたか、あたしは(笑)先生、言ってましたよ、って(笑)いや、いいんですよ。で、そういう役割でうまくバランスをとってきたので。学科長がね、きっちりやったら下はついてかないしね。
西尾 そうですか?だけど一方で、(自分も)うるさいところあってね。孫なんかのしつけなんかもね。
伊東 はい
西尾 だけど、まあ、あれでしたね。なかなか内容のある10年間でして。本当にね、みなさんにそれこそ、支えられて、っていう。それはありますね。
伊東 ふ、ふふ、笑っちゃった(笑)
吉田 なんでここで笑っちゃうのか
伊東 なんか笑っちゃった(笑)
西尾 学生にも(支えられたし)ね、うん。
伊東 いやあそうです、まあね、支えたくなる(笑)ふふ、逸材、逸材なんて言っちゃいかんのか
吉田 いや、逸材
伊東 逸材ですからね。
吉田 じゃこんなところですかね。
伊東 まあ、うまくまとめてください。
吉田 (笑)うまくまとまったかどうかわかりませんけど(笑)

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...うまくまとまっていませんね。すみません。長らくのおつきあい、ありがとうございました。

(T.Y.)

2013年5月28日火曜日

前学科長 西尾先生ロングインタビュー(11)最後のメッセージ2:自分自身は変えられるし、変わる

前学科長西尾先生ロングインタビュー、前回に引き続き最後のメッセージをお送りします。名言連発のメッセージです。

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西尾 あ、ここへ書いてある「他人と過去は変えられない」なんていうのもね、相談(の仕事を)してるとね(感じる)。例えばメンタル(ヘルスで相談の仕事をしているところ)の職場なんかへいくとね、「上司がほんとにもうえこひいきして。だから、私だってね、上司がもう少しちゃんとやってくれりゃあね、私だってやる」と。だから、上司が変われっていうわけね。
吉田 うん
西尾 うん(笑)。だけどね、上司説得して変えよう、とか(話している)一方で、上司には言わないでくれ、とかね言いながら。そんなこと思ってたってだめなんですね。ああ、そういえば、結局(そういった)相談に来る人なんかもね、「あの時に、こうしたもんだから今の私がある。しなきゃよかった」っていうような(ことを言う)。これもどうしようもないよね、もうしちゃったもんでね。だからそういう無駄なこと、いわば成算もないようなことに、エネルギーを一生懸命に使ってるっていうのが、この人たちなんだなあ、というふうにね、日常的なそういう相談の中で思いましたねえ。ああそうなんだ、と。
伊東・吉田 うん
西尾 うん、だから自分が変わると、ひょっとしたら周りも変わってくれるかもわからんね。うん、自分がもっといい子で、お手伝いしてれば、親だってね、ひょっとして変わってくれるかもわからない。だけどねえ、ただ「親がちゃんとしてくれれば、俺も(ちゃんと)なるよ」と、親が変わってくれるのを待ってるだけじゃ、やっぱりね(笑)そりゃ、親がいつか変わってくれりゃいいけど、それより自分で変わりましょう、と。だからエゴグラムなんかをやるとき、私はそういう話になるんだけど、自分のこういうのを変えようと。そうすると、(相手も)変わってくれるかもわかんない、ということでね。あ、これもまた、よく話するんだけど、エゴグラムを好きになったのはね、そういうこともきっかけあったのね。
伊東 はい
西尾 最初、あれが出てきて、おもしろいな(と)。ま、新しいテストがあると、自分ですぐやるの。そうすると、私はね、FCがものすごい低いのね。
伊東 ふふふ
西尾 自分でもそうだと思うわけね。常識は高いし。で、ああ、このテストおもしろいな、と思ってね、(テストの結果は)そのとおりだと。それで、やめる時の(学生やみなさんからの)メッセージくれるじゃない?
吉田 はいはい
西尾 で、今度もそうだけどね、「西尾先生の笑顔に癒されました」とかね、「笑顔が好きです」とかね。笑顔笑顔って(答えばかりで)、ええっなんて私は思ったの。私はもう、家じゃあね、苦虫かみつぶしたようなうるさい親父・亭主で。
伊東 ははは(笑)
西尾 っていうのは、女房と私と娘と、大人は3人、娘は学校の先生だしね。だからそんな、テレビみてゲラゲラ笑ったりとかね、そんなのなくって、結構静かでね。だからそんな(笑顔なんて)、ないのに、と思ってね。だけど、一人二人が言うんならあれだけども、そういう風に(皆が)笑顔笑顔、でしょ?俺くらい、笑顔なんて似つかわしくないと自分で思っててね(笑)
吉田 (笑)
西尾 それで気がついたのは、こういうかわいい子(学生)たちに会って、そうするとつい、ね、やっぱり
伊東 ま、そうですね。
西尾 うん、笑顔がある方が。で、私もまたさらに分析したらね、その、家へ帰ると、孫が(いて)、1歳ぐらいになるとね、わあとかなるじゃない?
吉田 はいはい
西尾 先生だってそうでしょ?で2歳になれば2歳になったように。でちょうどね、ここで仕事するようになったのと、子ども(孫)が生まれるのとがね、ほぼ時期的に一緒だったの。
伊東 ああ、そうですか
西尾 そう、それでね、(自己分析して)あ、これだと思ったのね。家でね、そんな(恐い)顔してたら、じいちゃんとこ来ないわけよね。
吉田 (笑)
西尾 で、学校へ来れば、(学生の対応が)こうだし。で、知らないうちにね、笑顔なんか多くなってるのかなあ、なんてね。
伊東 そうですね
西尾 それで、はっと思い立って、何年かぶりかでエゴグラムまたやったのね。そしたらFCが、ABCのCだったのが、Aにはちょっと届かない(けど)Bの中間の上の方まで上がってたのね。ああ、(今は)こうなんだ、と思って。もちろん、まじめにやってるんでね、うん。だからこの年になっても(性格が)変わるなんて。
伊東・吉田 はい
西尾 だからね、「もういまさら性格なんて変わらんでしょう、先生」なんてね、(企業の?)おじさんたちは言うんだけど、「だから、(ここに)実例があるから、変わる」みたいなね(笑)
吉田 ふふ
西尾 そういうことで人は変わる、ということをね。だからエゴグラムがよけい好きになって、(それ以来)研修なんかでよく使うんですよ。結構、仕事とそういうの(性格)が割にすぐ結びついちゃうっていうのか、やっぱり人間ってのはそういうのが出てくるな、と(感じる)。だから、人との関わりってのは、変わっていく、と。
吉田 はい
西尾 だからそこを意図的に変えようということも、ある程度ね、必要かもわからんけど。私の場合はそう意図的じゃないんでね(笑)性格を変えようっていうことじゃないんだけど、やっぱりね、先生先生って言ってもらったほうがいいしね、うん。永遠の妻なんていうのも、ニコニコしちゃうしね(笑)
吉田 (笑)
伊東 それは...(笑)まあ、いいや(笑)
西尾 ははは(笑)それでねえ、怖い顔なんかしておれんもんね(笑)

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次回最終回です。

(T.Y.)

2013年5月24日金曜日

前学科長 西尾先生ロングインタビュー(10)最後のメッセージ1:好きな言葉

前学科長西尾先生ロングインタビューも佳境に入ります。カウンセリングに携わっていらっしゃる立場から、好きな言葉について語ります。同窓会報でもご紹介しましたが、必見です。

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吉田 (話が)締まったのか、締まらなかったのか、よくわかりませんが(笑)
伊東 締まったのかなあ。じゃ、先生、卒業生とか学生に、ひとこと最後に。
西尾 そう?うん。
伊東 常葉の心理の学生に、先生から最後のメッセージを。
西尾 あのー、なんだったっけ、あ、私はこの前、好きな言葉をいくつかね、書いたでしょ?(注:最終講義の案内に西尾先生の好きな言葉が書かれていた)
伊東 はい、はい。
西尾 だから、やっぱり(好きな言葉に表れているような)そういう感じですね。
伊東 じゃあ、それを。
西尾 うん。その、心理学やったっていうことをね、やっぱり一生大事にしていってほしいということがありますね。私、臨床(家)だからか、人間関係なんかをやっぱり大切に、っていうかな、それが一番、臨床心理学らしいっていうのか、それが人生にやっぱり一番役に立つと思うもんだから。そんなことで、この前のあそこ(最終講義)で触れたことなんかも、そういう意味で、私がまあ、いつも言ってるようなことで。
伊東 あーそうですね、それですね。
西尾 まあ、もう少しカウンセリングらしいあれ(メッセージ)だと、「感動が人を動かし、出会いが人間を変えていく」。我々は、言って聞かせて、人を動かすってことはできない、と。やっぱり人間ってのは、感動すると、やる。これはいろんなところでね、学生相手でもするだろうね。だから、人の出会いの大切さ、それによって人間は成長していく、あるいはどうこうなっていく、っていうね。これはね、誰だったか、似たようなことを言ってるんだけどね。そういう、スローガンじゃないんだけど、こういうあれ(メッセージ)、結構好きでね(笑)、いくつもあるんだけど、うん。カウンセリングは、人間信頼論ですよね。
吉田 うん
西尾 だから、だまされてもだまされても、信頼しようと。だから、アル中(のクライアント)が、もう今度は酒やめます、と(言う)。(一方私は)もう3回も4回も言ったじゃないか、と(思う)。
伊東 ふふ
西尾 (だけど)もうだまされんぞ、っていう風には考えたくない。「そうか」とね。「信頼する」と。「やめような」と(笑)
伊東・吉田 ふふふ
西尾 うん、(で)だまされ。そういう感じかな、私はね。もう一つは誰だっけ、さだまさしがね、言ってた(言葉で)、「人間には超能力がある」って。2つの道に差しかかった時にね、必ず正しい方向を選ぶ。
吉田 ほう
西尾 ま、人生の岐路にね。そういう超能力、ってこれもね、もうずいぶん昔だけど、さだまさしがまだ売れてた頃(に話していた言葉)だね。だから、さだまさし結構好きでね(笑)うん。で、そういう目で見ると、さだまさしの歌ってのはやっぱり、結構人の心を打つような歌が多いでしょ。「関白宣言」っていうから、とんでもないあれかとみると、結局、女房大好きだっていう歌なんだよね。
吉田・伊東 (笑)
西尾 ふふふ(笑)うん。終戦(の日)の時でも、(さだまさしは)長崎行って結構コンサートを仲間とやって。だからやっぱり、(さだまさしの言っていた)そういう考え方ってのは大事だと思ってね。
吉田 うん
西尾 私はやっぱりそういう考えに立ちたいな、と。うん、人を信じる(という考え方)ね。まあ、つい思うじゃないですか、「あー間違ったなあ、あのときに、あっちの道を行ってたら良かったのになあ」って、やっぱり思いがちだけどね。
伊東 うん
西尾 だけど、そうじゃない、と。あ、これで良かったんだ、ということがね(ある)。私、結構あれこれ後悔する方みたいだけどね、この年になってみると、ああ、あそこでこうしたのが良かったなあ、とか、まさしく一度断ったんだけど、やっぱり常葉へ来て良かったなあ、とね。
吉田 うん、良かったですね
伊東 良かったよう。
西尾 静岡へ来る時もね、結構迷ったりね。
吉田 あ、(地元の)名古屋から(静岡にいらっしゃるときに)?
西尾 そうそうそう、全然こちらへ土地勘もないし、もう頼まれて(だから)、じゃあ2,3年だけ、なんていうようなつもりで来たんだけどね。だけどここへ来たからこういうふうにあれが出来たとかね(ということがある)。
伊東 でもそれは先生が持ってる、やっぱり、こう、徳みたいなものも大分プラスに作用していると思いますよ。
吉田 うん
西尾 どうですかね。まああんまり、そこまでは(笑)えっへっへ、そううぬぼれてないけど。うん。

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つづきます。

(T.Y.)

2013年5月23日木曜日

前学科長 西尾先生ロングインタビュー(9)退職後は・常葉の9年間をふりかえって

前学科長西尾先生ロングインタビュー。終わりもみえてきました。今回はご退職後の予定について、9年間の在籍生活をふりかえって、の2つを語っていただきます。

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伊東 これで先生、もう仕事やんなくなって、時間が持てあますようになって、元気なくなっちゃったら、どうします?
西尾 いやいや
伊東 いろんなこと忘れちゃって。
西尾 ほんとね。で、あの先生、病院へ入ったそうだよ、なんて。
伊東 そうですよ、だめですよ。
西尾 そうねえ。だからね、もう、さんざん(仕事)やったから、きれいさっぱり、なんてちょっと思ったんだけどもね、やっぱり、それじゃあちょっとまずいと思って。
吉田 はい。
西尾 まあ、最小限のことだけちょっとかかわってようと思って。
伊東 そうですよ、一気になんにもなくなって、西尾さんちのおじいちゃんになっちゃったら。
西尾 そう、ねえ。うち(焼津市)に、見守り隊(の依頼が)来てね(笑) (注:焼津市の子ども見守り隊というボランティア活動のことと思われる)
伊東 はいはい
西尾 子どもたちの(ために)旗持ったりね。結構年配の人がやってるんですよね。まあ、あそこまではちょっと、と思って。で、富士の市民大学とかね (注:富士市の富士市民大学のこと)
伊東 あーはいはい
西尾 そういう社会教育を、焼津でも(と思って)。焼津もそんなに田舎ってわけでもないし、公民館貸すとこもあるもんでね。そこで少し、地域への恩返し兼ねてね、そんなのをしてみるか、と思って。まだまだ、ちょっと考えてるだけだけど。
伊東 いやあでも、やっぱり何かしないと、先生。家でぼーっとしてると、奥さんにもね
西尾 いやがられるんです
伊東 じゃまにされちゃうし
吉田 (笑)
西尾 いやあ、私ね、けっこう細かいもんだからね、ま居たら女房、すぐ気になってしょうがなくなるから。ま、ほどほどに出てなきゃいかんと(笑)

しばらく、ここではとても書けない話のオンパレード。その後... 

西尾 だけど、あまりネタにならないような話になっちゃって。
吉田 いやもう、後半はここには書けないような話で(笑)
西尾 創作してよ、創作。
吉田 はっはっは、創作って(笑)
伊東 じゃ先生、常葉での9年間はいったいどんな9年間だったでしょうか?(笑)
吉田 (笑)むりやり、締めていく(笑)
西尾・伊東 (笑)
西尾 (笑)あー。なに、まじめな話?
吉田 まじめな話。
伊東 そうじゃないと、たぶん、しめられないですもん(笑)
吉田 そうです(笑)
西尾 そりゃあね、私ふと思ったのは、旅行雑誌見てて、あーそうだと思ったのは、「パワースポット」っていうじゃない?
伊東 はいはい
西尾 ねえ。(それを見たときに)あーそうだな、と。私の「パワースポット」だったんだって。
伊東 常葉が?あーいいですねー
吉田 (笑)いいシメになりました
西尾 だからその、エネルギーをね、ここでもらってたんだ、ってのはね、まあ結構楽しかったし、やりがいがあったし、充実してたし。
伊東 刺激もありましたしねえ。
西尾 そう。
伊東 いろんなことが起きますからねえ、次から次へと(笑)
西尾 うん、そう。ほんとにね。
伊東 ドタバタで。
西尾 だから、遊ぶのにもエネルギーがいるんでね、なにかにつけて、ここでエネルギーもらって、私の今までの10年弱がきてたのかな、と思って。

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つづく

(T.Y.)